2005 (265)
2011 (1)
2012 (354)
2013 (600)
差出人: | 日経電子版 マーケットメールマガジン (dsml-markets@mx.nikkei.com) |
送信日時: | 2013年6月12日 8:17:10 |
宛先: |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■□■ 日経電子版 マーケットメールマガジン 2013/6/12 ■□■
http://www.nikkei.com/markets/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集部から】
新潮社の会員制情報サイト、Foresightに4月下旬に載った田中直毅氏に
よる日銀の?飽|彦総裁のインタビュー記事は、人となりがうかがわれておもしろく
、なかでも「私はポパーの徒としての道を歩みたいと思う」という言葉が印象的です
。ポパーというのは、英国の科学哲学者、カール・ポパーのこと。反証可能性がなけ
ればそれは科学とは言えないのだという考えを提示したことで知られます。
私なりの理解では、ポパーの主張は、考え方や命題は反証されるべきもので、それ
を繰り返すことで科学、そして社会は発展していくというものです。インタビューで
?锞t裁は、過去の日銀が「セントラル・バンカーの正統派は常に厳しめの金融政策
を実行する」という反証可能性のない「セントラル・バンカー仮説」で武装し、具体
的な目標提示をしてこなかったと問題点を指摘。そのうえで「異次元の金融緩和には
1つひとつ反証可能性が埋め込まれていると考えてくれてよい」と言っています。
11日の金融政策決定会合で日銀が採用しなかった固定金利オペの期間延長という政
策は、市場で期待が高かった半面、「2年で2%」という物価安定目標と矛盾すると
言われていました。また、「戦力の逐次投入はしない」という4月の緩和決定後の