前回の記事で紹介した王府井小吃街で、飴細工の屋台に出会いました。中国語で「吹糖人」と言います。
“飴をおちょこ状に準備し、摘んで引っ張るとストロー状態になります。そこを切ってそこから空気を吹き込みます。
吹き込みながら、形を動物などに整えて行きます。
口をくわえていた部分を切り取って出来上がり。”
(旅行のクチコミサイト・フォートラベル~「こまちゃんさんの北京旅行記」より~)
↑「こまちゃんさんの北京旅行記」からお借りした写真です。
本来は職人が自分で吹いて形を作っていくものらしいですが、この屋台では、買う人に吹かせて、職人は横で飴の形を整えていました。衛生面からも、楽しみという点からも、なかなかいい方法だと思います。
できあがりの飴細工は、写真左側のえんじ色の道具に立ててあるのですが、あまりよく見えませんね。(こまちゃんさんの写真をご覧ください)。
実演はしてませんでしたが、日本のお祭りで見かける飴細工と同じものも一緒に売られていました。写真右下の方にドーム状のケースに入れて並べられているのがそれです。
この人形をひとつ、自分へのお土産として買いました。80元(960円)と、ちょっとお高め。
偶然にも、この二日後に訪れた首都博物館に、昔の風俗として「吹糖人」の像が展示されていました。