デモ(またまた補足)の話と、圧倒的な力の話
(2011-08-26 05:29:28)
下一个
先日書いたフジテレビへのデモの話を知り合いにしたら、「あれは、フジテレビに思惑がある組織が仕組んだものじゃないの?」と一笑に付されてしまった。
むむ…、そうなのか…。
世の中の事件というのは表向きにはわからないことが多くて、いろいろ考えても結局間違った解釈をしてしまうことが多々ある。
原発の問題にしても、今の日本の豊かさを支えているのは原発のおかげだ、とか、なんといっても原発以外の効率的なエネルギーは存在しない、とか、言われてしまうと、それはそうだよね、と否定できないので、しかたがないか、という方向にふらふらと傾いてしまいそうになる。日和りたくなる。(“ひよる”という言葉は、今では死語だろうか?)
原発がいかに効率のいいエネルギーであるかということはすごくよくわかる。効率がよいというのは少ない労力で大きな成果が得られることなんだけれども、核の爆発的な威力を想像すると、まさにそれが圧倒的な効率の良さというものなのだなぁと思う。
だけど、やっぱり私は感覚的に、そういう圧倒的な力が怖い。人間が完全にコントロールしきれない力を、コントロールできるかのように扱うのは間違っているような気がする。