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革命の必然性

(2011-02-26 05:01:47) 下一个

 24日の朝日新聞に次のような記事があった。

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 中国の民主化を求めて20日に呼びかけられた「中国茉莉花(ジャスミン)革命」で、米国のハンツマン駐中国大使が北京の呼びかけ現場にいたことが話題になっている。現場での画像などが中国のネット上に流れ、反米的なネット世論は、米国がデモなどをけしかけていると批判。米国大使館は「偶然だ」と反論している。
 画像を公開したのは、反米的な書き込みが多い「四月青年論壇」など。デモの呼びかけがあった北京の繁華街、王府井で20日午後、多数の群集の中にサングラス姿の大使が映っている。大使は「あなたは中国の混乱を望むのか」と現場で質問され、「ありえない」と否定したという。米国大使館のスポークスマンは「家族と一緒に外出していて、偶然に現場に出くわした」と朝日新聞に語った。ただ、ネット上には「何やらうれしそうだ」「中国から出て行け」といった反発の声が書き込まれている。
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 これを読んで、私は不思議に思った。
まず、情報大国であるアメリカの大使がデモの呼びかけがあったその現場にその日その時間、“偶然に”居合わせたなどということは考えにくい。
 かといって、もし反米的な世論が言うとおりアメリカがデモをけしかけていたとしたら、その現場にアメリカ大使がのこのこと出かけていくなど、もっとありえないことのような気がする。
 それとも、この人は本当にのん気な人で、ただ野次馬根性で見物に出かけて行ったのだろうか?ご丁寧にアメリカ国旗を肩につけたジャケットを着て?アメリカ大使ともあろう人が?
 アメリカ大使館の回答にも、反米ネット世論の言い分にも、どちらにも納得できないものがある。不思議でならない。

 デモ、と言えば、日本の報道はまるで、中国では自由なデモさえ許されず、警官が大勢取り囲み、逮捕者まで出た、などとセンセーショナルに取り扱っているけれど、では、日本ではデモの自由があるのかというと…、あるのかしらん?確か許可制だったと思うのだけれど。名目は道路交通法とかなんとかで、事前にコースを申請しなきゃならないし、内容によっては許可が出ない…んじゃないかと思う。申請外のデモを無理やり決行したら、警察が取り囲んで逮捕する…んじゃないかと思う。私の認識が間違ってたらごめんなさい。

 デモとは違うけれど、数年前に、大阪の西成地区で日雇い労働者の暴動があった。暴動は三日間続いたのだが、私がテレビでそのニュースを知ったのは四日目、騒ぎが大きくなって報道を抑えきれなくなってからだった。へえ、今の日本で暴動?とびっくりしてよく聞いたら、もう三日間続いてる?と更にびっくり。それまでどうして報道されなかったのだろう、と。
 その時、インタビューされていた労働者の話が今でも強く印象に残っている。
 「ときたま、こうなるんやな。どうしようもなくなって、わーっと。だけど、結局、最後にはお祭り騒ぎみたいになって、しりすぼみになってしまう。自分たちの境遇を変えたいという強い気持ちがあって始めたはずなのに、それが現実を変える力にならない、何も変わらない、お祭り騒ぎでうやむやに終わっちまうんだ。」
 (これは本当は関西弁だったと思うのだけれど、上手く再現できない。こんなふうな内容だったということで。)

 話を中国に戻すと、今の中国では革命は起きないと、私は思う。いろいろと問題はあるだろうけれど、なんだかんだ言ったって今の中国はGDP世界第2位の国家なのである。破壊の混乱を覚悟してまで今ある体制をひっくり返さねばならないせっぱつまった必然性を、果たして今の中国国内でどれだけの人が感じているだろうか。


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