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光と風と黄金色の彼ら

(2010-12-30 15:40:26) 下一个

 背高のっぽの雑草が土手に一面、生えていて、すっと伸びた細い茎の先にちょんちょんと穂がついてるその植物が、風に吹かれて一様になびく。そこへ山の端から陽の光が射し込んで、くるくると黄金色の渦を描いた。
 その背高の植物は細く頼りなげで、風が吹くといっせいにざっと動く。訓練された兵士たちのように、命令に従って右へ左へと一糸乱れず体を動かす。どれもおんなじ顔をして、風の形に右左。けれど、彼らは姿態を変えるだけ。どこへも進まない。根はしっかりと大地をつかんで放さない。
 沈まんとする太陽の光を受けて、そのいっとき、緑色の彼らは黄金色に輝いた。そのしなやかな肢体で、風の言うとおり黄金色の渦を描いた。



  在河堤的斜坡上长着一片细长的杂草,长长的细梢儿像树枝似有几根小小的穗,随风飘动。这时阳光从天际射入,舞蹈着画了黄金色圆。
  那个细高的植物又无依无靠的样子,风一吹就相贴似的唰唰地动。像熟练的兵士们,随着命令向右向左有条不紊地倾身。每一根都表现得同样的脸,向右向左涂写出风的形状。不过它们转来转去得只是其姿态,哪儿都不行进。它们的根结结实实地捉住大地,绝不放下。
  迎着要落下的太阳的光,那一刻,绿色的它们变了黄金色闪耀起来。以那柔软的肢体按风的感觉描写了黄金色的旋涡了。


 年末らしくない文章です。このところ忙しくて、パソコンに触る時間があまりありません。これは少し前に書いたものです。

 とうとう今年最後の日になってしまいました。
 皆様、よいお年を!

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