ミモザさんと同じ型紙で、髪の毛と洋服の色を変えてみました。妖精っぽい感じになりました。我ながら上出来です。
米山京子さんの本に、人形作りは作り手の気持ちが人形の表情になって出てきてしまうので怖い、自分が悲しい時は人形も悲しい顔になる、というようなことが書いてありましたが、始め私はそれをあまり信じませんでした。人形に気持ちを込めすぎたり、魂が移るみたいな超科学的な考え方が好きではないので。
でも、実際作っていると、気持ちが集中していて余裕を持ってゆったりと楽しく作ると自分でも満足のいくものができるし、イライラしながら力任せに作ると納得のいかないものになります。
楽しい時は自分の頭の中に楽しげなイメージが浮かびやすく、目鼻や口の位置や形も頭の中に描いたイメージに沿ってつけるので、自然と活き活きとしたにこやかな表情になるのでしょう。
米山さんの書かれたとおりというわけです。