2008 (142)
2009 (130)
2010 (94)
2011 (140)
自分はつまらない人間である、という意識がどうしても拭えない。何か社会に貢献しているとか、社会にとってなくてはならない人間だとか、または誰かにとっていなくてはならない存在だとか、不可欠な人間であるとか、そういう強い信念を得ることができない。一方で、自分はひとかどの人間であるはずだという傲慢で肥大化したプライドが存在する。
つまらない人間である、という認識と、ひとかどの人間であるべきだ、という野心と(或いはそれらは同一の意識の表と裏なのかもしれないが)、そのせめぎ合いから解脱するために必要なのは、神か仏か、俗世の力か、それとも愛だろうか。
質問は「人間は何のために生きるのか?」じゃなくて、
「人生とは何か?」だったかも。
もう10年以上前の話だから、うろ覚えです。(^_^;)
ちなみに番組は「探偵ナイトスクープ」で、その時の
レポーターは越前屋俵太でした。
諸行無常様、こんにちは。
コメント、ありがとうございます。毎度励まされます。
昔、あるテレビ番組で、「人間は何のために生きるのか?」という質問を街ゆく人に投げかけていました。
その中で、ある腰の曲がったおばあさんが、一言、「社会の道具だよ。社会の道具。」と答えていました。おばあさんがそれを自嘲気味に言ったのか、それとも達観した心情で言ったのか、私にはわかりませんでしたが、突然のテレビカメラの質問に対して、自分の人生をきっぱりとその一言で表したというのがとても印象的でした。気の毒だとか可哀相だとか、そういうのでは決してなく、長く複雑な自分の人生を一言にぎゅっと凝縮させた彼女のその人生観、見識、といったものに胸を打たれました。
自己を充実させるにせよ犠牲にするにせよ、老境に至って、自分の人生はこれこれこういうものであったと短い言葉ではっきりと語れることが、果たして自分にはできるだろうか、と疑問に思います。最後まで迷って迷って空っぽの人生で終わりそうな気がしてなりません。
いろは歌は、私も大好きです。そうですね。そういう安らかな心境が継続することが理想です。
黒いコーヒーに白いミルクの渦、美しいですよね。それを眺めながら、自然に混ざるのを待つとしましょうか。
そして・・・
[色は匂へど 散りぬるを]
香りよく色美しく咲き誇っている花も、やがては散ってしまう。
諸行無常(しょぎょうむじょう)
[我が世誰そ 常ならむ]
この世に生きる私たちとて、いつまでも生き続けられるものではない。
是生滅法(ぜしょうめっぽう)
[有為の奥山 今日越えて]
この無常の、有為転変の迷いの奥山を今乗り越えて
生滅滅己(しょうめつめつい)
[浅き夢見じ 酔ひもせず]
悟りの世界に至れば、もはや儚い夢を見ることなく、現象の仮相の世界に酔いしれることもない安らかな心境である。
寂滅為楽(じゃくめついらく)
悟る必要は無いと思うけど・・・ 肩の力を抜いて、軟性自己中で身をゆだねましょう~~~
善哉!善哉!!
合掌 阿弥陀仏~~
私が思うに、同一の意識の表と裏ではありません 区別は無いね~~ 表と裏が混ざり合う前の同面マーブル状意識でしょう~~
完全に溶け合うと美味しいミルクコーヒーになります(関係ないか~~~ 汗)。