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川の深さを測る(夢の話)

(2008-07-21 00:06:29) 下一个


 おもしろい夢を見た。

 私を含めた女性3人で、夏休みの研究か何かで、川の深さを測りに行くことになった。深いところで腰まであるような川の中をじゃぶじゃぶ歩いていく。しばらく行くと、川は岩のトンネルに入った。トンネルの中は急流で渦を巻くように水が流れているのが、真っ暗な中、体の感触でわかる。川底は柔らかな泥で足を取られそうだ。私は3番目に並んでいて、自分は怖いとも思わなかったが、前のふたりが流されやしまいかと心配する。

 岩のトンネルを抜けると、そこは一転して人工のプールになっていて、大勢の老若男女が水着姿で水遊びに興じていた。水底は明るい空色のコンクリートでゴミひとつ落ちてなく、水は澄んで美しかった。流れもなく、すべてが穏やかで楽しげだ。ここは人工のプールで人の手で調整できるのだから、深さも測る必要もないだろうと、私たちは元来た流れに戻ることにする。川の深さを3ヶ所、測らなければならない。水底を見ると、所々にうっすらと苔が生えた石ころが転がっていて、ああ、ここがプールと川の境目なのだな、と思う。

 下ってきた川を今度は上ることになり、私たち3人は、向かってくる水の勢いに立ち向かうようにしてトンネルの手前まで来た。私はふと、これは同時に複数箇所の深さを測るだけではなく、季節を変えて別のときに測りに来ることも必要なのではないかと考える。それでこそ研究の意義があるのではないかと。
 

 夢に現れる川の流れとか水などは、私が思うに、感情の流れの象徴のようだ。人工的なプールならその深さや流れをコントロールできるけれど、コントロールできない感情の水流が人の意識のどこかに流れていて、時折それがとめどない奔流となって人を押し流すのではないだろうか。

 或いはこれは考えすぎであって、一昨日川べりを歩いていて川の水があんまり気持ちよさそうなので、このまま飛び込めたらいいのにな、と思ったからそれを夢に見た、というだけの話なのかもしれない。

 

 

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