もう一度読んでじっくりと考えようと思ったけれど、いつになるかわからないので、とりあえずざっくりとした感想をまとめておく。(以下、結末に触れる部分があるので、これから読もうと思っている方はご注意を。)
『1Q84』の中で繰り返し且つ重層的に語られる主旋律は、理不尽な暴力による支配に苦しむ人たちの姿である。物語の中には、柔ら[
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前々から時々考える。私が中国を好きな理由は何だろうと。
きっかけはたぶん、さだまさしが作ったドキュメンタリー映画、『長江』を見たことだろう。長江の源流を探るというテーマで、さだまさしが長江沿いをずっと旅する映画だった。映画の中でみた中国の壮大な景色に魅せられた。
それから、中学3年生のとき、杭州へツアーで旅行に行った[
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ある中国人の日本語ブログに北京の満月の写真が載っていたので、コメント欄で阿牛の『北京的月亮』を紹介してみた。「北京の満月にぴったりの歌ですよ」というコメントを添えて。すると、返事が、「いい歌だけれども、北京風ではないね。」ということだった。北京風ってどんなんだろう?と思い、尋ねてみると、阿牛のその歌は「草食系っぽい」とのこと[
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『そこの彼女、こっち向いて』-阿牛 (日本語訳:小春日和)
そこの彼女、こっち向いて
こっち、こっち
僕といると きっと面白いよ
知らん顔しないでさ
そこの彼女、こっち向いて
こっち、こっち
驚かないでよ
僕だってよく見りゃかわいいでしょ
寂しい男の子の愚痴なんて
誰も聞いちゃくれないんだ
お願いだから僕に微笑[
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繋がれた捨て猫の話の続き。
妹の、そのうち誰かが紐をほどくんじゃない?という予想は大当たりだった。
3日ばかり前、いつもの場所に猫の姿が見えなかったので近寄ってみると、空のネコ缶の隣に一枚のメモが置いてあった。メモにはこう書かれてあった。
ネコをしばらないで。キケンです。
犬が来たら逃げられません。
あなたに何かあ[
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好きなもの。
一面の夕焼け、
丸々とふとった赤ん坊、
冬の日の朝寝坊、
にじみでる善良さ、
山桜。
嫌いなもの。
心中(しんじゅう)、
ロリコン、
スパゲッティナポリタンに入っているたまねぎ、
相手をねじふせてやろうという支配欲、
非寛容さ。
我喜欢的东西。
一片晚霞,
胖得溜圆[
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数日前に村上春樹の『1Q84BOOK3』を、やっとこさっとこ読み終わった。買ったのはいつだっただろう?2か月前か、或いは3か月前か。ずっと机の上に置きっぱなしになっていた。このままでは永久に読めないと一念発起して、本を枕元に移動させた。毎夜、最低でも2章ずつ読むことをノルマと課す。
ミリオンセラーの『1Q84』だが、購入した人の[
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先日、紐に繋がれた捨て猫の話を書いた。(果たして捨て猫と言っていいのかどうか。露天で飼っている猫、とも言える。)
妹がめずらしく犬の散歩に行くというので、
「猫を見てきてごらん。」
と声をかけた。
妹が帰ってきて、
「いたいた。ちょうど通りかかった知らないおばあさんも憤慨してた。まったく気の毒にねえって。そのう[
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近頃、宵っ張りの朝寝坊で困る。昼間、今日は絶対に早く寝ようと決心しても、夜になると、なんやかんやで寝るのが1時2時になってしまう。
昨晩は絶対に見逃すまいと1週間の楽しみにしている海外ドラマがあった。『グッドワイフ』というアメリカのドラマだ。NHK-BSで毎週火曜日夜11時から。
検事だった夫が収賄容疑で逮捕され、主婦と[
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最近、文章を書くのがおっくうだ。
ブログも始めの頃は二日に一度くらいのペースで更新していたというのに。しかも中国語まで併記していた。
そこで、期間限定企画。“いつまで続くかな?~日本語中国語日記~”
初心忘れるべからず
我最近懒得写文章。
开始博客时差不多两天一次就更新,而且同时写了日文和中文。
于[
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