中国超高層ビル、日本製エレベーター導入相次ぐ

総合電機大手3社の日本製エレベーターが、中国の超高層ビルやマンションに、相次ぎ納入されている。

世界のエレベーター市場の約6割を占める中国は欧米メーカーも参入する激戦地だ。日本勢は速さに加え、乗り心地や安全性もアピールする。

三菱電機は今年12月、上海の高層ビルに時速64?8キロ?メートルの製品を納める。東芝が台湾の「台北101」に設置した時速60?6キロ?メートルを超え、世界最速を更新する見込みだ。ただ、トップの座は短期間になりそうだ。日立製作所は、2016年に完成する「広州周大福金融中心」(広州市、530メートル)に、地上1階から95階まで43秒で結ぶ時速72キロ?メートルのエレベーターを納入する。

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