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時事通信 7月18日(金)16時37分配信
【北京時事】ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国(BRICS)首脳が「新開発銀行」とともに創設で合意した外貨準備基金は、中国の議決権を4割とすることが決まった。「国際通貨基金(IMF)のBRICS版」とも言われる新基金は、世界一の外貨準備高を誇る中国が圧倒的な影響力を持つことになった。
新基金は、急激な資金流出などで加盟国が危機に陥った場合に緊急支援を行う枠組み。規模は1000億ドル(約10兆円)で、中国が410億ドルを出資する。出資比率を微調整した議決権は中国が39.95%、ブラジル、ロシア、インドが各18.10%、南アフリカが5.75%だ。