国際通貨基金(IMF)はこのほど、2013年度における「経済的パフォーマンスが悪かった国」を発表した。日本は国内総生産(GDP)に占める長期債務残高が13年末に244%まで上昇するとして、「経済的パフォーマンスが悪かった国」に選ばれた。24日付で環球外匯が報じた。
安倍政権の経済政策「アベノミクス」によって日本のGDPは4四半期連続でプラス成長を実現した。しかし、「アベノミクス」は少子高齢化や政府債務の増大といった日本が抱える根本的な問題にメスを入れられていない。
13年末における日本の長期債務残高は対GDP比で244%に達する見込みで、世界最悪の水準となっている。財務省によれば14年度末には債務残高が約1010兆円に達する見通しだ。(編集担当:村山健二)
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