CEBRは26日に発表した世界経済リーグテーブル(WELT)で、国内総生産(GDP)規模で今年世界10位のインドが2022年には世界4位に急成長すると予想した。16位のインドネシアは10年後に10位以内に入ると予想された。
これによると、インドは2017年にGDPで英国を抜き、英連邦国のうち最も経済規模が大きい国となる。インド・インドネシアとともに新興国のブラジルも成長し、現在の7位から5位に上がる見込みだ。ロシアは9位から7位に上昇すると予想された。
現在1-3位の米国・中国・日本の順位は変動がないとみられる。しかし中国経済は成長の勢いを維持し、現在米国の53%水準のGDPが10年後には83%に高まる見込みだ。CEBRによると、現在およそ1.5倍の中国と日本の経済規模の差は10年後には3倍に開く。
韓国は今年のGDPが約1兆1500億ドルで15位だった。10年後には経済規模が2兆3000億ドルに成長し、12位になると予想された。他のアジア諸国も成長し、台湾は27位から20位に、タイは24位へと順位が6つ上がる見込みだ。
CEBRは欧州国の苦戦を予想した。特にフランス・イタリア経済の未来が暗い。WELTによると、フランスは現在の5位から9位に、イタリアは8位から13位に、スペインは13位から17位に落ちると予想された。
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