泡沫

淡淡人生路,注定漂泊在云端与浪尖。
正文

2003 Summer Ⅰ

(2007-01-29 04:58:15) 下一个

大分ダサい名の文になってしまったがそれでもいいかと思っている自分がいる。本当は何のために帰国する日にちを変えたっけ?蒙ろうとしてきた毎日の繰り返し。お互いの感情が薄っぺらだなんて思ったことがないわけでもない、だけどいざ目をみて話すと引き込まれ、どうしようもない自分がいる。彼が真剣なのはよーくわかる、だけど抱き合っていないと愛情ってもんは伝わりにくい。…そういえば、あたし、彼ともっと一緒にいたいからここに残ったけ?

台風10号は48年分の流木を残し、去っていったがあたしは何を彼の中に残せるのだろうか、そして、彼の何かがを自分の中に閉じこめられるのだろうか。鴎が飛び交う日本海沿いにあるこの小さいな都市で出会った私たちはこの先に何を掴むかがは誰にもわからない、それを楽しめと言われればそれまでだが…去年の夏も確かそうだった。どこの国の人だろうか考えていることは大抵変わるものではない、人の本能的なものとなるとなおさら。 今のように幸せの隙間から絶えず孤独が顔を覗かせていると、私の中のどこかにある一つ蝕まれた小さいな穴をどんどん大きく、大きくする。

私はひとりで大通り公園のベンチにすわり、300円で買った焼きとうきびを足元に集まってきている鳩に分け与えながら、嘘くさい恋愛の哲学を脳裏に走らせた。元々毎日が楽しくて、幸せでときめきがいっぱいならこんなことを考える時間でさえないはずと仮定すると、私は今楽しくもなく、幸せでない上にときめきもない毎日を送っている。したがって、無意味な毎日である。つまり好きな人の為に国に帰る日にちを変更したがナンセンスだった。…と思った日の晩にはまた彼と抱き合うのであった。

 

砂浜で暖かい日光を浴びていると何だって忘れてしまいそうな気になる、今日は海日和。いつもより青い海と空、改めて世界はこんなにも広いと気づかせてくれる、少し心が晴れる。孤独が身を隠す一時である。ナンパしてくる人たちとの約束をさしといて、私はまた電車で家に戻った。すると孤独はドアをノックもせずにすたすたと私の中に入り込んだ。無視しよう!夜中に友達と隣の都市の繁華街に出かけることにした、目いっぱい着飾って、背伸びをして闇の世界へと。口の中に残っているかすかなアルコールは吐き気を誘う、どれが本当の私なのか自分もわからないまま。

友達は野良鶏から蝶々にはなれないって言い切った、無論あたしにはショックだった。彼女曰く犯して取り直しのつく過ちと取り直しのつかない過ちがある、野良鶏はどんなことをしても決してもう二度と蝶々にはなれない。別にあたしは蝶々になろうだなんて思ってもいない、ただ少なくとも犯した過ちを挽回したい。クラブの薄暗い照明の中で人を挑発するような腰つき、群がってくる男たちを軽蔑する目つきで見下す、あたしは道徳覚が麻痺する快感に落ちてゆく、この方法は孤独を感じる私によく効く。

日をおき、彼と不愉快なことがあったあと私はバスを待っているとまるでこの世界の若者ではないような地味なカップルが手をつないで私の前を通り過ぎた。女のほうは足が不自由みたいで引きずって歩いていた、男は女に合わせて歩きながら女に笑顔を見せていた。とても素敵な笑顔だった。格好悪い人もこんな笑い方ができるんだと思うぐらいに。幸せそうだった、私は思わず嫉妬した。そして彼のことを思い出すとまた孤独に憑かれた。

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