村上春樹の『1Q84』について、ずっとまとまった感想を書きたいと思ってはいたのだが、読了直前に簡単に思ったことを書いたまま、そのままになっていた。読み終えたときの感動も、内容すらも忘れかけている。未だにどう手をつけたらいいかわからない。とりあえず、小説の広範なテーマのうちの暴力と正しさとについて。
青豆さんは、理不尽な暴[
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風と葉と木の物語(1)へ
風と葉と木の物語(2)へ
先日、ある中国語の短編を要約してみたが、要約を読んだ人から「血と肉がない」と言われた。一つには、なるべく短くまとめようとしたため、骨だけ、最低限のあらすじだけになってしまったということ、二つ目には、登場人物の心理描写のうち私にとって共感できず不合理だと思われた部分を大幅に省い[
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久しぶりに空を飛ぶ夢を見た。
昔、精神科医の話で、空を飛ぶ夢を見るのは子どもだけ、と聞いたことがあるが、そんなことはないと思う。大人でも空を飛ぶ夢を見る人は結構いるんじゃないかな?どうだろう?
村上春樹が、河合隼雄との対談で、あまり夢を見ない、と言っていた。それを聞いた河合さんが、そうでしょう、貴方は物語を書くから夢[
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風と葉と木の物語(1)へ
“葉子的離開、是風的追求、還是樹的不挽留”
『風と葉と木の物語』
まずは“風”の話。
僕の好きな女の子は“葉”と呼ばれてる。彼女は一本の木に恋してる。だから僕は風になろう。一陣の風となって彼女を守ろう。
初めて彼女に気づいたのは高二の秋だった。彼女は运動場の隅のベンチに座って一心に誰かを見つめ[
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“葉子的離開、是風的追求、還是樹的不挽留”
“叶子的离开,是风的追求,还是树的不挽留”
yahoo智恵袋の中国語カテゴリーを見ていたら、たまたま、上記の中国語についての解説をお願いしますという質問が目についた。興味が涌いたので調べてみた。
中国のネットを検索すると、たくさん出てくる。ずいぶん好まれ流布しているらしい。原典を[
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いつも歩く河川敷の散歩コースに、一面の野原がある。何もないただの野原。何もない?何もなくはない。人の腰ほどの高さに一面雑草がはびこっている。ところどころに潅木の塊と、さえぎるもののない四方にのびのびと枝を伸ばした大きな木が数本。一昨年、趣味で押し花をやっている母が、野原の真ん中にカワラハハコグサがあるとどこからか聞きつけてき[
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ようやく花婿が完成しました。一応支えなしで立ちます、が、ゆで卵を立てるときのように、注意深く立てないといけません。おそらく震度1くらいで倒れるでしょう。筋金入りのはずなのに、ちょっと頼りないです。
フェルトの靴やら、胸のフリルやら、シャツの襟やら、花嫁よりこまごまとした部分がたくさんあって手間がかかってます。でも、そうい[
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ひとつめ。天皇陛下も定年退職すればいいのに、と思う。もうお年なのだから、忙しすぎる職務を辞して夫婦なかむつまじくのんびりと余生を過ごしたらいいんじゃないかと、そう家族に話すと、妹が、
「でも、そしたら皇太子が天皇になるってことでしょ。天皇って神みたいなものだから、若い人には似つかわしくないような気がする。」
“神みたい[
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久しぶりに夢の話。
以前はよく夢の話を書いた。最近は夢自体はよく見るものの、朝目が覚めた途端、内容を忘れてしまう。
おそらく、以前は夢を探り自分自身の心の内側を覗くことによって、なかなか納まりがつかない心の納まりどころを見つけたかったのだと思う。最近夢を覚えていないというのは、もうその必要がなくなってきたということな[
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井上陽水とタモリがすごく仲良さそうで楽しげで、見ているこちらまで愉快な気持ちになります。
陽水さんのこの解説で「コーヒールンバ」の歌詞をすっかり覚えました。
(いったん「コーヒーも鎌足」を耳にしたら、もう「コーヒーも鎌足」にしか聞こえなくなってしまいました。^^;)
原曲はベネズエラの曲です。日本語の歌詞は原曲の歌[
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