先日、弟がやってきて、「これ、読む?」と4冊の文庫本を差し出した。
『獣の奏者』上原菜穂子著(講談社/青い鳥文庫)。
「NHKでアニメになってて、その原作。おもしろいよ。小学生向けだけど。」
「へえ、外国の?」
「いや、日本の。他にもいろいろ書いてる。『精霊の守り人』とか。」
「え~!『精霊の守り人』ならアニメを見て[
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犬に対しては犬に対するようにしなければならないと、彼が言った。それは確かにひとつの見解である。けれどなかなかそうはできない。生まれ持った性分か、生まれ育った環境か、犬にさえ、つい愛想を振りまきがちになる。
犬とは絶対にわかりあえないと、彼は言う。道理を説いても無駄だ。犬には犬への対し方というものがある、と言う。けれど、私に[
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春の宵に たわいもない夢想をした
仙人のように 霞を食べて
千年生きられたらいいなと
春の酔いに ぼんやりと現をぬかす
霞を食べて 千年生きられるかしらんと
春の宵は 私のあずかり知らぬところで
千年 万年 繰り返される
『霞食い 千年生きたし 春の宵』
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静岡県掛川市にある『掛川花鳥園』に行ってきました。
名前のとおり、花と鳥の園です。
孔雀のおしり
ふくろうはじっとしていると置物に見えます。
オープンして間もない頃にも行ったことがあります。その時はペンギンが土産物屋の中を自由自在に歩いていたり、エミューが放し飼いになっていて子どもが追いかけ[
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三波春夫『元禄名槍譜 俵星玄蕃』
http://v.youku.com/v_show/id_XMTQxODkxNjg4.html
↑1999年第50回紅白歌合戦での俵星玄蕃
1999(平成11)年の第50回紅白歌合戦で、私は初めて三波春夫の『元禄名槍譜 俵星玄蕃』を聞いて衝撃を受けた。それまで三波春夫といえば、「お客様は神様です」という名セリフや、大阪万博のテーマ曲「こん[
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ある会社から請求書が送られてくる約束になっていたが、2週間余り経ってもちっとも届かないので電話してみた。経理の女の子が
「えっ、xxさんに言われてその日にすぐに送りましたが、届いていませんか?」
と言う。
「え~?2週間くらい前ですよね?届いてないです。おかしいですね。郵便事故でしょうか?じゃあ、お手数ですが、再発行し[
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3体の文化人形が貰われていった。
中国の孤児院の子どもたちの元へ届く予定である。
「3つだけだけど、いいの?」
「いいよ、いいよ。絶対に喜ぶよ。女の子はこういうの大好きだよ。」
「だって3人分しかないのに大丈夫?不公平じゃないの?」
「大丈夫、大丈夫。他にもいろいろ集めて持っていくから。」
世[
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“ひとでなし”とは“人ではない”ということである。人でないということは獣や虫けらの部類かと思うけれど、我が家のポチがご主人様の手を咬んでも、ポチに向かって「この、人でなしめ!」とは決して言わない。獣は初めから獣であるので、獣に向かって「お前は人ではない。」と言うのは単なる客観的事実の叙述にすぎない。罵り言葉としての「ひとでな[
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好きは感情
愛は心
感情は大洋の波間に漂い
心は港に錨を下ろす
風穏やかで
陽ざし柔らかければ
波のまにまに揺られるがいい
けれど 嵐の日には
心を港に繋ぐがいい
大きな愛で繋ぐがいい
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最近お気に入りの曲。
『BeautifulDays』-LOVESPYCHEDELICO(ラブ サイケデリコ)。
1月13日に発売されたアルバム『ABBOTKINNEY』(アボット・キニー)に収録されています。
↓アルバム『ABBOTKINNEY』の全曲ダイジェスト版
『BeautifulDays』を一曲まるまる聴きたい方はこちら
↓おまけ(LOVESPYCHEDELICO-アメリカ街頭ライブ)
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