日銀、利上げ見送りを決定
(2007-02-03 11:14:23)
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読売新聞
日本銀行は18日、前日に引き続いて政策委員会・金融政策決定会合を開き、短期金利の誘導目標である無担保コール翌日物金利を年0・25%とする現行の金融政策の維持を、賛成6人、反対3人の賛成多数で決めた。
議決権を持つ9人の政策委員(正副総裁3人と審議委員6人)は、今後も景気拡大が続くとする認識でほぼ一致したとみられる。ただ、追加利上げを行う前に、消費や物価の動向などをさらに見極める必要があると判断した。
2月中旬に発表される昨年10~12月期の国内総生産(GDP)統計で、個人消費の改善などを見た上で、再度、利上げを目指すとみられる。
会合は昼過ぎまで続き、議長を務める福井俊彦総裁が、9人の政策委員の意見を集約する形で金融政策の現状維持を提案した。
最終更新:1月18日13時19分