中国の１９歳女子大生、愛人を殺害する様子をビデオ撮影

　中国雲南省でエンジニアの男性（３９）が、愛人の女子大生（１９）らに殺害され、バラバラにされる事件が発生。逮捕された女子大生らが殺害とバラバラにする様子をビデオ撮影していたと、１８日付の地元紙が報じた。

　それによると、女子大生は恋人と男友達の計３人で共謀の上、昨年１２月１９日、男性を殺害し、体を数百カ所に切断。その様子をデジカメで撮影していたという。バラバラにしたことについては「憎悪と身元が分からないようにした」と話しているが、撮影した動機は明らかにされていない。

　被害者は既婚者で道路建設関係の会社に勤務。ホステスをしていた女子大生とナイトクラブで知り合い、現金を渡して愛人関係を続けていた。一方、逮捕された３人は男性を殺害する前にキャッシュカードの暗証番号を聞き出し、１０万元（約１４７万円）以上を引き下ろしていたという。

　中国では愛人は社会問題。政府は昨年、公務員に対し愛人を囲えば最悪ならクビになる“愛人禁止条例”を発表している。