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梅雨時には電化製品が壊れる

(2010-07-13 06:20:41) 下一个
 
 我が家の電化製品が立て続けに壊れた。

 まずは、テレビのBS(衛星)放送が映らなくなった。B-CASカードなるものをいったん取り出して差し直したり、リセットを押したりする操作を繰り返すと映るようになって、映った、映った、と皆で喜び合ったのだけれど、それもそのうち2、3度にいっぺんの割合でしか成功しないようになり、3日後、ついには完全に映らないようになった。
 修理をお願いすると、出張費を入れて2万5千円ほどかかるそうだ。それでこの機会にとうとう我が家も地上デジタル対応のテレビに買い換えた。壊れなければ、来年ぎりぎりまで買い換えなかっただろう。
 内蔵HDDにボタンひとつで録画できる。すごい。技術の進歩ってつまりは便利さなんだと思う。

 次に体重計が壊れた。父がひっくり返して中を開けてドライバー片手に何かいじってはいたが、やっぱりだめだったらしい。ホームセンターで新しいものを買ってきた。1980円だと自慢する。箱から出しながら、父が気づく。
「これは…。200g単位でしか表示されないのか!?」
「え~!そんな馬鹿な!そんな体重計ってある?
……。違うよ。これって最小200gから計れるってことじゃない?」
と、私。
「いや、やっぱり200g単位で表示だ。」
 新しいものを買ったら、ふつうアップグレードすると思いきや。
 
 一週間ほど前から電話機に雑音が入るようになった。一時的に調子が悪いだけかと思ったが、だんだんひどくなって相手の話が聞き取りにくいほどになったので、NTTに電話して来てもらうと、電話のコードが悪くなっていることがわかった。
 ずいぶん長い間掛けて、家の外から中まであちこち見て調べてもらっているうちの雑談の中で、知ったことがある。
 電化製品は梅雨時に壊れやすいそうだ。
コードは湿気に弱いからね、この時期はどうしても雑音が入りやすくなるんだよ、とNTTの修理のおじさんは言った。
 テレビも体重計も壊れたし、どうして一時にいろんなものが壊れるのだろうと思っていたら、実はそういうわけだったのか。そうか、そうか。なるほどね。

 …と納得した次の日に、洗濯機が壊れた。居間でテレビを見ていると、脱水に入った洗濯機が突然、、がりがりがり、がらがらがらんと叫んだ。どこかの部品が折れて砕けたような金属音だったので、これはもう絶対にだめだと思い、すぐに修理を頼んだ。やっぱり梅雨時だ。梅雨のせいなのだ。
 土曜日に壊れ、修理センターの人が一番早くて水曜日だと言うのを、無理を言って月曜日にしてもらった。
 修理の人が脱水のボタンを押してみると、私が聞いたあのひどい音はしなかった。ただ普通の脱水時よりはずっと大きい、がらんがらんという音がする。それを聞いて修理のおじさんはすぐに言った。ああ、芯がいかれてるね。部品を持ってきてるからすぐに取り替えられると言う。
 母が、修理中のおじさんに、
「まだ買って1年なのに壊れるなんて、無理な使い方をしてるってことでしょうか?」
と聞いた。
「いや、どんな使い方をしようと、1年ちょっとしか経ってないのにだめになる機械なんて、もともと問題があると思いますよ。」
とのこと。
 メーカー保証は一年だけれど、電器屋の5年保証の保険を掛けていたので、母が修理の終わったおじさんにその説明をしようとすると、おじさんは、ああ、ちゃんと聞いてますから、わかってます、と修理代を請求せずに帰っていった。
 ただで修理できたのは、おそらく5年保証のおかげだろうけれど、おじさんの修理の手際の良さや、あの言葉からして、もしかしてもともと問題がある機種で、同様の修理依頼が数多くあるんじゃないかという疑問が頭をよぎった。
 これはどうやら梅雨のせいじゃなかったみたいだ。
 一応、大メーカーの製品なんだけど。


 
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