[ニューヨーク 5日 ロイター] - 中国の電子商取引大手アリババ?グループ?ホールディング[IPO-BABA.N]は、
新規株式公開(IPO)の仮条件レンジを1米国預託株式(ADS)当たり60━66ドルに設定する見込みだ。米証券取引委員会(SEC)への提出書類で明らかにした。 調達額は最大約211億ドルになる見通しで、米国市場に上場するテクノロジー企業としては過去最大となる。 アリババは、今後数日に開催するロードショーを経て、最終的なIPO価格を決定する。 アリババはADS3億2010万株のうち、1億2310万株を売却する。 仮条件レンジの上限におけるアリババの企業価値は1626億9000万ドル。一部のアナリストは約2000
億ドルに達するとの見方を示していたが、これには届かなかった。 関係筋によると、同社は8日の週に上場を予定している。 |