<北国の春 - 千昌夫>
白樺(しらかば) 青空(あおぞら) 南風(みなみかぜ) こぶし咲(さ)く あの丘(おか)北国(きたぐに)の ああ北国(きたぐに)の春(はる) 季節(きせつ)が都会(とかい)では わからないだろと 届(とど)いたおふくろの 小(ちい)さな包(つつ)み あの故郷(ふるさと)へ 帰(かえ)ろかな 帰(かえ)ろかな
雪(ゆき)どけ せせらぎ 丸木橋(まるきばし) 落葉松(からまつ)の芽(め)がふく北国(きたぐに)の ああ北国(きたぐに)の春(はる) 好(す)きだとおたがいに いいだせないまま 別(わか)れてもう五年(ごねん) あの娘(こ)はどうしてる あの故郷(ふるさと)へ 帰(かえ)ろかな 帰(かえ)ろかな
やまぶき 朝霧(あさぎり) 水車小屋(すいしゃごや) わらべ唄(うた)聞(き)こえる北国(きたぐに)の ああ北国(きたぐに)の春(はる) あにきもおやじ似(に)で 無口(むくち)なふたりが たまには酒(さけ)でも 飲(の)んでるだろか あの故郷(ふるさと)へ 帰(かえ)ろかな 帰(かえ)ろかな
<我和你(私とあなた) - 邓丽君 (テレサテン) >
我衷心地谢谢你 一番关怀和情意 如果没有你 给我爱的滋润 我的生命将会失去意义
* 我们在春风里陶醉飘逸 仲夏夜里绵绵细语 聆听那秋虫 它轻轻在呢喃 迎雪花飘满地 我的平凡岁月里 有了一个你 显得充满活力 *
我衷心地谢谢你 让我忘却烦恼和忧郁 如果没有你 给我鼓励和勇气 我的生命将会失去意义
* 反复 |
あなたの思いやりと愛情に 心からのありがとうを
もしあなたの愛がなかったなら 私は生きる意味を見失っていた
* 二人で春風に酔いしれ いつまでも語り合う夏の夜 秋にはささやく虫の声に耳を傾け 雪花舞う冬を共に迎える 平凡な日々も あなたがいるからこそ 素晴らしい日々に変わる *
悩みと憂鬱を忘れさせてくれる あなたに 心からの感謝を もしあなたの支えがなかったなら 私は生きる意味を見失っていた * くりかえし
| 千昌夫の『北国の春』は郷愁を歌い、テレサテンの『我和你』は男女の愛情を歌う。千昌夫の独特のなまりは郷愁を語るのにふさわしく、テレサテンの甘い歌声は愛情を語るのにぴったりだと思う。 語る内容・言葉が異なっても、この曲のメロディー自体が、心の底から大切な何かに強く惹かれ離れがたく思うというような感情を喚起するがゆえに、名曲としていろんな歌手に歌い継がれているのではないだろうか。 そう言えば坂本九の『上を向いて歩こう』もまた、国境を越えて人の感情に訴えかけるものがあるメロディーだなと、ふと思い出した。
<おまけ>
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